色やラフネス値、ノーマルの強度など様々なパラメータを調整できるようになっていたのに感動したので、
その方法について調べてみました。
ひとまずSubstanceDesigner(以下SD)で作成した錆のパラメータを調整できるようにしてみました。
■Roughnessのコントラストと値をエクスポーズする
まず、UE4で言うパラメータ化のように外部から値を取得できるようにすることをエクスポーズ(expose)と言うようです。
今回は、Roughnessの値をコントラストと全体的な値を調整するのに、
[Contrast/Luminosity]ノードを使用していますので、
このノードのパラメータをエクスポーズする過程を説明します。
このノードのパラメータをエクスポーズする過程を説明します。
- Contrastの横にあるグラフのアイコン(ファンクショングラフボタン)をクリック > Expose を選択します。
. - Expose Parameterが出ます。
Input Nameをここで指定します。
デフォルトはノードのパラメーター名になってるので、
新規で作成したい場合は、[New...]を選択します。
. - Enter Input Nameウィンドウがでますので、パラメータの名前『Roughness Contrast』を入力します。
入力したらOKをクリックしてウィンドウを閉じます。
. - 再度[Contrast/Luminosity]ノードのパラメータを見てみると先ほどのファンクショングラフボタンのマークが白く表示され、パラメータのスライダーがなくなりました。
このパラメータは外部からの値を受けることになり、このノードから調整することはできなくなります。
(正確にいえば、調整する場所がグラフのInput Parametersに作成されたパラメータからになります)
これでエクスポーズの流れは完了です。
他の調整できるようにしたいパラメータ(Luminosityの値、Normalの強さ、錆の色)なども
同じ操作でエクスポーズすることが出来ます。
簡単ですねー。
■パブリッシュする
パブリッシュ(Publish)とは他のSPやMaya,UE4など他のソフトでもSubstanceMaterialを扱える形式にする事を言います。
SDで通常扱う形式は、sbsファイルです。
これはSDでしか扱うことができないファイル形式で、SD内でノードを自由に編集することが出来ます。
パブリッシュによって作成される形式は、sbsarファイルです。
これはSD以外のソフトでも扱う事が出来ます。
しかし、調整できるのはエクスポーズされた値に限られます。
正直パブリッシュするまでこの違いをよくわかっていませんでした…(^_^;)
パブリッシュの方法も至って簡単です。
■sbsarファイルをSD使う
パブリッシュしたファイルを試してみましょう。
まずはSDに読み込んでみます。
- 新規でSubstanceファイルを作成し、もしくは新しいグラフを作成して開きます。
. - パブリッシュで作成されたsbsarファイルをドラッグ&ドロップでグラフに読み込みます。
ライブラリから読み込んで配置する方法もありますが、面倒なので今回はこれで。
. - ノードのパラメータを見てみると、先ほどエクスポーズしたパラメータを調整できるようになっているのが確認出来ます。
ひとまず、最低限のエクスポーズとパブリッシュはこれで完了です。
次はもう少し使い勝手よくしていく方法について書きます。
調べたことの備忘録に…とおもったのですが、すでにネットにある内容しか書けなかった…(反省)
調べたことの備忘録に…とおもったのですが、すでにネットにある内容しか書けなかった…(反省)
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